接続詞とは
「接続詞」は前後の文や単語をつなぐ言葉をいいます。
特にここでは文と文を繋ぐ「接続詞」について取り上げます。
「〜だけれども」の表現
「〜だけれども」の表現には「although」や「though」を使います。
この2つは同じような意味ですが、「although」の方がよりフォーマルな表現で使うことになります。
日本語の敬語には「尊敬語、謙譲語、丁寧語」がありますが、「丁寧語」に相当する英語が「フォーマルな表現」と理解しても良いでしょう。
また、「although」には「文頭でしか使えない」という特徴を持っています。一方で「though」は文中でも使うことができます。
「〜なので」の表現
「〜なので」の表現には「since」や「as」、「because」などを使います。
「since」と「as」はフォーマルな表現で、「結果」に焦点を当てています。
「since」は、特に話し手と聞き手の両方がすでに知っている場合に使います。
Since I don’t have a job, I have a lot of time.
私は仕事をしていないので、時間がたくさんある。
「as」は、特に間接的で補足的な理由を表す場合に使います。
As it was raining, I took an umbrella.
雨が降っていたので、私は傘をさしました。
「because」は、会話でもフォーマルな文書でも使われる表現で、「理由」に焦点を当てています。
I stayed home because I had a headache.
頭が痛かったので家にいました。
また、類似表現として「だから〜」という意味の「so」があります。
「so」は「結果」に焦点を当てた表現で、日常会話でよく使われます。
It’s raining, so watch your step.
雨が降っているから足元に気をつけてね。
「〜する前に」の表現
「〜する前に」の表現には「before」を使います。
I always have breakfast before I go to school.
私はいつも学校へ行く前に朝ご飯を食べます。
「〜した後に」の表現
「〜した後に」の表現には「after」を使います。
I will go to school after I have breakfast.
私は朝ご飯を食べた後に学校へ行くだろう。
「〜するまで」の表現
「〜するまで」の表現には「until」を使います。
We must wait until he comes.
彼が来るまで私達は待たなければいけない。
「もし〜ならば」の表現
「もし〜ならば」の表現には「if」を使います。
If it is hot, we will swim.
もし暑ければ、私達は泳ぐでしょう。
これは「直説法」と呼ばれる表現で、事実を事実として述べる手法です。(「直接」ではなく「直説」)
これ以外に「仮定法」と呼ばれる表現方法があります。
仮定法に関する表現はこちら
「〜する間」「〜する時」の表現
「〜する間に」の表現には「while」を使います。
「〜する時」と似たような表現ですが、 「比較的長く動作や状態が継続する」場合に
「while」を使います。そのため「while」文では、状態動詞や動作動詞の進行形を使われることが多くなります。
I worked at an office, while he stayed at home.
彼が家にいる間、私はオフィスで働いていた。
「〜する時」の表現には「when」や「as」を使います。
「while」の「〜する間に」とは異なり、「比較的短い単発の動作がほぼ同時に起こっている」時に使います。
He started working when the phone rang.
電話が鳴った時、彼は仕事を始めていた。
「as」は「変化」を表す言葉なので、「動作の最中」や「変化の途中」を表す場合に使います。
また、「as」には「時」以外にも「原因」「比較」「譲歩」など、多くの用法で使われるため、
混乱を避けるために、「when」や「while」の方がよく使われる傾向にあります。
She arrived as I was leaving.
私が出かけようとしている時に彼女が到着した。
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