英語の時制は全部で１２種類

英語の時制は全部で１２種類です。

基本時制

「過去形」「現在形」「未来形」はそれぞれ、「過去」「現在」「未来」の一点を示しています。

・現在形：「習慣」や「事実」を表す
・過去形：「過去の出来事」を表す
・未来形：「予定」や「意志」を表す

進行形

進行形は「継続性のある出来事」や「その時点での状態」を示しています。
「基本時制」よりも少し長さがあり、注目した一点(時刻)の前後も同じ状態であることを示しています。

・現在進行形
・過去進行形
・未来進行形

完了形

「進行形」と「完了形」は混同しやすい表現方法です。 「進行形」は「基本時制」よりも長さがありますが、注目しているのは一点であることには変わりはありません。 それに対して「完了形」は「ある一定の期間」に注目しています。
「ある一定の期間」に注目することになるので、 その期間ずっと続いていれば「継続」、 その期間に何回かやれば「経験」、 その期間を経て終われば「完了」、という意味になります。

また、「完了形の時制」は「完了形」の終点(基点)によって変わります。 終点(基点)が「現在」なら「現在完了形」、「過去」なら「過去完了形」、「未来」なら「未来完了形」となります。

・現在完了形：「過去から現在までの期間」における「継続」「経験」「完了」を表す
・過去完了形：「(大)過去から過去までの期間」における「継続」「経験」「完了」を表す
・未来完了形：「過去/現在/未来から未来までの期間」における「継続」「経験」「完了」を表す

完了進行形

完了進行形は「ずっと… し続けている」という意味の表現です。 「完了形の継続」と同じような意味合いなので混同しがちですが、 「完了形の継続」は「日常的な習慣や状態の継続」なので主に「状態動詞」が用いられ、「完了進行形」は「動作の継続」なので「動作動詞」が用いられるという違いがあります。

・現在完了進行形：「過去から現在までの期間」における「動作の継続」を表す
・過去完了進行形：「(大)過去から過去までの期間」における「動作の継続」を表す
・未来完了進行形：「過去/現在/未来から未来までの期間」における「動作の継続」を表す

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