「have to」「must」の違いと使い分け

基本情報

「〜しなければならない」の表現は、「have to」「must」などを使います。

「have to」は自分の意思に関係のない「客観的」な表現で、ルールなどの外的要因による「義務」を表します。

You have to go to bed at 10 o'clock.
あなたは10時に寝なければなりません。

「～に違いない」という確信に近い推測をする場合にも使います。

It has to be a present for you.
それはあなたへのプレゼントに違いない。

否定形で使う場合には「～しなくてもよい」「～する必要はない」という意味になります。

you don't have to worry.
あなたは心配する必要はない。

「must」は自分の意思による「主観的」な表現となり、話し手の「意志」「命令」を表します。

I must go home.
私は家に帰らなければなりません。

否定形で使う場合には「〜してはいけない」という意味の禁止を表します。「You mustn't ~」の場合だと「〜しない(否定)」ことを「あなたに命令」するので「あなたは〜してはいけない(禁止)」となります。

You mustn’t swim in this river.
あなた達はこの川で泳いではいけません。