基本情報
「〜をやめる」という表現には、「give up」「quit」「stop」などを使います。
「give up」
「give up」は「何回も挑戦したり、たくさん努力した結果できずに諦める」
という意味合いで使われます。
「風邪をひいたので行くのをやめた」などの場合には「give up」は使いません。
「give up」を使う場合、名詞(動名詞)と一緒に「give up ~」のように使います。
He gave up smoking.
彼はタバコを吸うのをやめた。
I gave up studying English.
私は英語を勉強するのをやめた。
「quit」
「quit」は「仕事を辞める」「会社を辞める」「役職を辞める」「タバコやお酒をやめる」
など幅広い「やめる」に使うことができます。
「quit」は自動詞として使える他、名詞(動名詞)と一緒に「quit ~」のように使えます。
I quit my part-time job.
私はアルバイトをやめた。
I quit teaching.
私は教えることをやめた。
「stop」
「一時的にやめる・中断する」という意味で使う場合は「stop」を使います。
明日またやるという場合の「今日はやめる」などにも「stop」は使えます。
「stop」は「stop ~ing」のように使います。
「stop to 動詞」の場合は「〜するために立ち止まった」のように別の意味になります。
I stopped studying English.
私は英語の勉強をやめた。
He stopped smoking.
彼はタバコを吸うのをやめた。
「give up smoking」「quit smoking」「stop smoking」
「~ smoking」として使う場合、
「give up smoking」「quit smoking」「stop smoking」
いずれも「タバコをやめる」として使うことができます。
しかし、それぞれの意味合いは異なります。
「give up smoking」の場合は「自分の意志でやめる」というような意味合いとなるため、
もし再開しようとすれば自分の意志で再開することができるという「内的要因」に重点が置かれます。
「stop smoking」の場合は「ほぼ強制的にやめさせられた」というような意味合いのため、
「外的要因」に重点が置かれます。
「quit smoking」は上記2つの中間のような感覚で、例えば「外からの指摘を受けて自分の判断でやめた」という
ような意味合いで使いやすい言葉となります。
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