基本情報
「終わる」や「終える」という表現には、「end」「finish」「quit」「stop」などの言葉を使いますが、
それぞれに使われるシチュエーションが異なっています。
「end」は「途中で終わらせる」ニュアンスがあり、「finish」は「最後まで終わらせる」ニュアンスがあり、
「stop」は「一旦中断する」ニュアンスがあり、「quit」は「完全にやめる」ニュアンスがあります。
end
「end」は単に状態や行為などを「終わりにする」ことを表し、目標を達成したかどうかは問題にしません。
なので、作業が途中の状態で「end」を使ってしまうと作業を途中でやめてしまうことになります。
I ended my homowork.
私は宿題をやめた。
finish
「finish」は目標達成に重点がおいてあり、「最後までやり遂げて終わる」「片付けて終わる」などと言った意味です。
なので、「finish」が使われていると作業が完了したことが分かります。
I finished my homework.
私は宿題をやり終えた。
quit
「quit」は完全に辞めたことを意味します。「stop」と違い、再開する可能性がない言い方になります。
I quit playing basketball three years ago.
私は3年前にバスケットボールをやめた。(二度とすることはない)
stop
「stop」は一旦中断することを表します。すっかり辞めてしまった訳ではなく、再開する可能性を含んだ言い方になります。
I stopped playing basketball three years ago.
私は3年前にバスケットボールをやめた。(いつかまたやるかもしれない)
また、「stop」の使い方で有名なのが「stop ~ing」と「stop to do」の違いです。
「stop ~ing」は「〜するのをやめる」、「stop to do」は「〜するために立ち止まる」という異なった意味になります。
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