日本語訳と英作文

「彼が家を出たとき、晴れていた。」
→「When he left home, it was fine.」

①文の要素への分割

「彼が家を出たとき、晴れていた。」は「彼が家を出たとき、天候は晴れでした。」なので「文の要素」に分解すると

「彼が家を出たとき」「天候は」「晴れ」「でした」

となります。

「です」を意味する「be動詞」は、第2文型(SVC)をとり、

「彼が家を出たとき」・・修飾語(M)
「天候は」・・・・・・・主語(S)
「晴れ」・・・・・・・・補語(C)
「でした」・・・・・・・述語(V)

となります。

②-①「天候は」→「it」

「天候は」は「it」で表します。

②-②「でした」→「was」

「でした」は「です」+「過去」なので「was」で表します。

②-③「晴れ」→「fine」

「晴れ」は「sunny」や「fine」で表します。

「clear」は「雲1つないような天気」
「sunny」は「太陽が照っているような天気」
「fine」は「多少の曇はあっても、風もあり心地よい天気」
を表します。
日本語では、雲の量が1割以下の状態を「快晴」、雲の量が2割から8割の状態を「晴れ」というので、 「快晴はclear」「晴れはsunnyやfine」に近いイメージとなります。

②-④「彼が家を出たとき」→「when he left home」

「彼が家を出たとき」は「when he left home」で表します。

③まとめ

「文型」:第2文型(SVC)
「S」:it
「V」:was
「C」:fine
「M」:when he left home

英作すると

「彼が家を出たとき、晴れていた。」は「When he left home, it was fine.」

となります。

通常、副詞節は後ろにつけるのが基本ですが、 前提となる内容を相手にイメージしてもらった方が分かりやすい場合は、 しばしば「コンマ」をつけて前に置きます。





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